JSTQB Advanced Level テストマネージャー のはなし
過去2回書いた記事で、一人称が"僕"だったり"私"だったりしていることに気づきました。
ので、今後は"僕"で統一していこうと思う所存…。
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JSTQB AL TMは1回落ちて、2回目で合格しました。
合格の秘訣は「1回受けて慣れれば2回目はイケますよ!」と言いたいところですが、受験料が高い(22,000円)上、1年に1回ということを考えると得策ではありません。
ので、自身の経験からアドバイスできることを書き留めておきたいと思います。次回受験される方に少しでもお役に立てば幸いです。
出題内容について
JSTQBのポリシーとして"出題された問題を公表してはならない"ことになっているため詳しい話はできませんが、一大テーマとして挙げられるのは"リスクベースドテスト"です。もちろん出題範囲はこれだけではありませんが、リスクベースドテストに関する知識は必須かと思います。
シラバスにもリスクベースドテストに関する記載はありますが、取っ掛かりとして非常にわかりやすいと思った資料はコチラ↓(勝手に紹介して良いのだろうか?)
www.slideshare.netこの他にもWACATE様(様?)の資料は色々と無償公開されていて、本当に頭が下がります。WACATEには一度ぜひ参加してみたいと思っています。(次回開催される5月末までにコロナ静まらないかな…)
他、メンバー編成の構築や底上げ(Aさんになにを勉強してもらうとプロジェクト的にGoodか…的な)や、工数を計算する問題もあったりしますが、この辺については特に意識して勉強せずとも問題文をしっかり捉えられればわかるレベルじゃないかな…と思います。
試験当日の話
1回目の受験で失敗したのは 集中力が維持できなかった コレに尽きます。ではナゼ集中力が維持できなかったか、失敗した点を紹介します
①会場が寒かった。
試験は真夏(8月末頃)に行われるためかなり暑い日になるのですが、試験会場は冷房がシッカリ効いています。試験は3時間と長丁場なので、普段から冷房が苦手な方は防寒対策用の上着を持っていくことをお勧めします。
僕は1回目の試験ではキンキンに体を冷やされたため、2回目は着慣れたパーカーを持って臨みました。
◆追記(Twitterで@____rina____さんより耳寄り情報)
会場によっては空調を調節していただけるそうな…?ツライ時は我慢しない方がいいですね!
②トイレとの格闘
1回目の受験時、電車遅延等を恐れた僕はかなり早く会場付近に着きました。頭を早く覚醒させようと、
家を出る前にレッドブルを1本
近くのマックで朝マックwithコーラ
を摂取して試験に臨んだワケですが…はい、カフェイン採りすぎですね。試験開始前にトイレは済ませていたものの、開始から1時間半くらいで尿意と格闘することになりました。前述の寒さとのシナジーもあり、集中力はかなりサゲリシャスな状態となってしまいました。
2回目は反省を踏まえ、水分補給は少量の"水"で済ませています。
(余談ですが、1回目の受験では近くにゲ〇プを繰り返す方がいたり、スマホを鳴り響かせる方がいたり、僕の集中力を削ぐ刺客が多く送り込まれておりました…ぐぬぬ)
◆追記
トイレは手を挙げて申告すれば試験中でも行けます。(僕は時間に余裕がなくて、トイレに行く時間すら惜しんだ民という話です;)
③見直し
試験問題の6割強は文章問題となっています。1回目の受験では答えがすぐに出せない問題に対して"あとでもう1回考えよう"と飛ばして進めていたのですが、結果的に時間が足りなくなってしまいました。(僕の処理速度が遅いせいもあるとは思います)
そこで、2回目の受験では"一度読んでしまった問題は1回で答えを出す"スタイルに変更して臨みました。つまり基本的に見直しをしない作戦です。(最後にマークシートが正しく塗れているか程度は確認します)
文章問題を飛ばした後、再度読み直すのはスタミナを消耗します。なので、その世界に一度入ったら答えを出してしまう方が僕には合っていました。問題用紙も60ページくらいあるので、戻るのも結構大変です。
なお1回目の受験では"回答の選択肢に誤りがあったため、当該問題を全員正解扱いにします"という問題がありました。つまり考えても答えの出ない問題が出題される可能性もあるので注意しましょう。
余談
余談にはなりますが、日々の業務の中で"マネージメントされている方"の動きを意識して見ると勉強になることがあります。
ALの受験には"実務経験3年以上"という条件があるのですが、僕はマネージャーでもなければマネジメント経験なんてありませんでした(サブリーダーレベル)。身近の先輩方から見て学び、時には疑問に思うことを質問してみるのもいいかもしれません。今ではTwitterでつぶやくなんていうのもいいかも?
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思いついたままに書きましたが、技術面については一切書けてないですね…。いずれ技術的な部分も語れるようになりたいなと思います。